【剣盾S16使用構築】チョッキオーガスタン【最終189位】
こんにちは、ほぬららえです。
最終2桁には届きませんでしたが、構築自体はある程度強いものを組めたので紹介していきます。
使用構築
結果
TNがぶ 最終189位 / 2004 136勝92敗
コンセプト
・ダルマオーガナットサンダーの補完のとれたサイクル
・ステロ+珠エスバでオーガが呼ぶ相手を全抜きする
構築経緯
前期S15ではを軸に使っていたが、ダイマ性能と受け出し性能が微妙だと思っていたところ、S15で最終3位の方やくろこさんが使っていた
が強そうだと思い即採用。さらに原案の並び通りに
と
も採用した。そして相性補完としてHD
と、電気の一環切りと威嚇が欲しかったのでHB
を投入。最後の枠は上記5体で何戦か潜った際に、オーガが呼ぶ相手に
を合わせて全抜きしたら強そうだと思い構築が完成した。
個体解説
カイオーガ@突撃チョッキ
性格:ひかえめ
特性:あめふらし
実数値:188(100)-×-110-222(252)-160-130(156)
技構成:しおふき ねっとう かみなり れいとうビーム
H…あまり
C…特化
S…耐久サンダーや準速日食ネクロズマ抜き
軸となる禁伝枠。スカーフ型とは異なり、ダイマ適正と受け出しによるサイクル性能が素晴らしく使用感が良かった。そのため選出率も高く、強い禁伝の使い方ができていたと思う。特殊耐久はHDポリ2と同程度あるため、一見不利に見えるディアルガやホワイトキュレムともダイマ同士では打ち合っていける。水技のサブウェポンの”ねっとう”が優秀で、交代際のやけどやタスキ貫通ができたり上振れ要素として最高だった。耐久サンダーに上を取られるのが嫌だったので、Sに多めに努力値を割いている。
ナットレイ@食べ残し
性格:なまいき
特性:てつのトゲ
実数値:181(252)-115(4)-151-×-184(252)-22
技構成:ジャイロボール はたき落とす ステルスロック やどりぎのタネ
カイオーガの補完として優秀なHDナット。カイオーガやゼルネアス、黒バドレックスをみる。後述の珠エスバを通すためにステロを採用している。はたき落とすの枠は、水地面対策として終盤までタネマシンガンにしていたが、汎用性の低さや黒バドが重かったことから変更。無難に強かったが、想像以上に物理耐久が脆い。
サンダー@ゴツゴツメット(フィラのみ)
性格:ずぶとい
特性:せいでんき
実数値:197(252)-×-150(252)-145-111(4)-120
技構成:ボルトチェンジ ぼうふう かいでんぱ はねやすめ
これまたカイオーガの補完として優秀なHBサンダー。最終日までは、ダイマ珠サンダーのダイサンダーが(ほぼ)受かる”かいでんぱ+フィラのみ”で使っていたが、サンダー対面で誰もダイマを切ってくれなくなったことと、シンプルに襷悪ラオスやザシアンが重かったことから原案のゴツゴツメットに変更。かいでんぱは熱風との選択だと思うが、Cダウンからボルチェンで裏につなげる動きやTOD性能が好きなのでこっちにしている。言わずと知れた最強ポケモン。
エースバーン@いのちのたま ※キョダイマックス個体
性格:いじっぱり
特性:リベロ
実数値:156(4)-184(252)-95-×-95-171(252)
技構成:かえんボール とびはねる ギガインパクト とびひざげり
ダイマエース枠。ダイマエースをとる構築は実はあまり好きではないが、カイオーガが呼ぶナットレイやラッキーなどを起点にダイマして積んでいく動きが強力だったため採用。事前にステロを巻いた時のタテ性能が魅力的。技構成は悩ましく、特にふいうちは欲しい場面が多かったが、確定のかえんボールと抜き性能を高めるダイジェットダイナックル、S操作のためのダイアタックと外せる技がなかった。カイオーガの裏エースとしてかなり相性が良かったと思う。
ランドロス@オボンのみ
特性:いじっぱり
性格:いかく
実数値:196(252)-181-140(236)-×-100-114(20)
技構成:じしん そらをとぶ 岩石封じ 剣の舞
S…+1ジェットで最速ガブリアス抜き
電気の一環切りとゆるく物理を受けるHBランド。技構成はステロとんぼ型でなく、ジリ貧にならず自身もエースになれる”そらをとぶ剣の舞”型の方で採用。性格はダイマしたときに強そうなので何となくいじっぱり。Sはミラーで同速が多かったのでもうちょっと振っても良かったかもしれない。終盤チョッキガブリアスによくあたり、HBサンダーでみれるやろとか適当に思っていたが、余裕で対面打ち負けたので早くからこいつを投げるべきだった…。
ヒヒダルマ@こだわりスカーフ
性格:ようき
特性:ごりむちゅう
実数値:181(4)-192(252)-75-×-75-161(252)
技構成:つららおとし フレアドライブ じしん(ストーンエッジ) とんぼがえり
久しぶりのダルマ。ダイマに強いザシアンをダイマなしに上からワンパンできるのが偉い。なかなか死なないHBサンダーをつららおとしでほぼワンパンできるのも良い。じしんの枠は環境に応じての選択だと思うが、最終日ストーンエッジからじしんに変更した瞬間に、リザードンが岩技無警戒で初手ダイマしてきたときは泣いた。
選出と立ち回り
VSザシアン+
+@1
ごぶごぶ。@1はカイオーガが多い。選出順やプレイングを1手でも間違えてしまうと即負けにつながりかねない。一番多い伝説なのでここに安定して勝てる構築の組み方をすべきだった気がする。
VSカイオーガ+
+
やや有利。オーガで初手様子見をし、途中ナット引きをして必ずステロを巻きエスバで全抜き体制を整える。被選出が高いナットレイに対して草技のタイミングでエスバを着地させる必要がある。
VS黒バドレックス
+
+@1
やや有利。ただ、こちらに先制技持ちがおらず気をぬくと黒バドに一掃されかねないため、オーガかナットどちらかのHPは常に残しておくように注意する。
VSムゲンダイナ+
+(
or
)
やや不利。シーズン中盤まではカイオーガではムゲンダイナに絶望的だと思っていたが、スカーフなど有限ムゲンダイナが多かったり立ち回り次第では抗えなくもないことに終盤に気づいた。
他:日食ネクロ、ホウオウ、ホワイトキュレム、ゼルネアス→やや有利
ディアルガ、白バド、ジガルデ、ゼクロム→ごぶごぶ
イベルタル→やや不利
ブラックキュレム→絶望…
感想
今シーズンはいつも使ってるスカーフとんぼ展開ではないものの、参考にしたチョッキカイオーガを軸にある程度の完成度の構築は組めていたかとは思います。ただ、自分のプレイングが下手すぎて(負けの半分はプレミ…)全然順位を伸ばせなかったのは要反省です。伝説環境はもう潜らないと思いますが、迫力があって想像以上に楽しいシーズンでした。
最後まで見て下さりありがとうございました!